今シーズン(2019-20)のインフルエンザの患者数は、例年に比べてかなりかなり低かったそうです。コロナ禍における感染予防対策が奏功したことが理由のひとつとして考えられるとのことです。このことからも、個々人がマスクや手洗い等の感染症対策を引き続き新型コロナ対策として継続していくことは大切なのだなと思います。
皆が感染症対策をしっかりやっていることが目に見えてわかるのが、マスクの着用率の高さです。国民全員が着用していると言ってもいいほどです。ほとんど一日中マスクで過ごすという人も多いのではないでしょうか?
長時間のマスク着用が関係しているのでは?と思われる症状を訴える方が当院でも増えているように感じます。頭が痛い、重い、ボーッとする。呼吸が浅い。肩がこる。そんな症状です。マスクの紐で耳が引っ張られ、頭の組織に負担をかけてしまったり、マスクが苦しいので自然に浅くて回数の多い口呼吸になっていたり、口数が減り顎や舌を動かすことが少なくなったり、そのようなことが不調の原因になっているようです。
そのような症状でも、施術後にはスッキリしたと喜んでいただけます。ですが、同じようにマスクを着用し続ければ、いずれまたつらくなってしまうかもしれません。マスクの紐がきつくないように調節したり、蜜にならない空間ではマスクを外したり、顎や舌を意図的に動かす運動をしたり、深呼吸をしたりするなどのマスク対策を感染症対策に加えて、このコロナ禍を乗り切りましょう。