世界的な大流行となっている新型コロナウイルス。身近な人たちの反応をみると、テレビのワイドショーなどを見すぎて必要以上に怖がって、気持ちが落ち込んでしまっている人もいれば、全く何も気にしていない人もいて、受け止め方もそれぞれです。 専門家の方は「正しく怖がる」ことが大切だと述べています。これはとても大切なことだと思います。
自分にできる対策はする
当院では、新型コロナ感染対策としては毎年のインフルエンザ対策と同様に、手洗い、室内の加湿、消毒、換気に気をつけていますが、このような状況ですので、換気と取っ手や手すり等の消毒は、例年以上に気にしております。
マスクは買えないですね。朝、開店前のドラッグストアに並んでいる人を見かけますが、マスクのためなのでしょうか? 施術時には常にマスクを着用しているので、普段からマスクは多めに用意していましたが、早く普通に購入できるようになってほしいですね。
「正しく怖がる」という意味では、新型コロナウイルス対策について首相官邸(新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~)や山中先生のホームページ(山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信)など、インターネットを見ると分かりやすく説明されているサイトはたくさんあります。
ウイルスは自ら広まっていくわけではわりません。人間の行動がウイルスを広めるのです。なので、私達一人ひとりが正しく行動することが感染の拡大を抑えることにつながります。どう行動すべきかは先程ご紹介したホームページなどに書いてありますので、そちらを参考にしていただくと良いと思いますが、2つだけご紹介しておきます。
手洗い
手洗いはきちんとしているつもりでも、意外に洗い残しがあるようです。こちらの動画では、正しい手洗いの仕方を紹介しています。赤いインクを石鹸に見立てていますので、どうすれば全部洗えるのかが視覚的に分かりやすいので参考になるかと思います。手洗いの後は水気をしっかり拭き取り、保湿クリームで手を保護しましょう。
密を避ける
首相官邸のホームページには、1.密閉空間、2.多数の人の密集、3.近距離での会話等の密接場面の3つの「密」が合わさると集団発生のリスクが非常に高まると書いてあります。現状では、そのような状況が起こりうる場所へ行くことは避けるのが賢明です。
怖がり過ぎて家に閉じこもってばかりいては、気分も沈んでストレスが溜まるし、体力も低下してしまい、病気に対して本来持っている体の抵抗力も弱まってしまいます。
私は、この前の休日には春日山原始林へハイキングに行きました。天気も良くとても気持ちがよかったです。 正しく怖がりながら、外出して体を動かすことも心がけましょう。